サーヴェッキオ

サーヴェッキオ・パルメザン(SarVecchio Parmesan、サーベッキオ)は、アメリカ・ウィスコンシン州のSartori社が製造する長期熟成タイプのハードチーズです。 牛乳(全乳と脱脂乳のブレンド)を使い、最低20か月以上熟成させて作られます。
名前に「Parmesan」と入っていますが、イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノそのものではなく、同系統の製法を参考にしたアメリカ産チーズです。 内部にはチロシンや乳酸カルシウム由来の白い結晶が見られ、噛んだときにシャリッとした食感が出ます。
パルミジャーノ・レッジャーノとの違い
パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアのDOP(原産地呼称保護)で厳格に管理されており、産地・原料・製法・熟成条件を満たしたものだけがその名称を使えます。 一方、サーヴェッキオはアメリカで作られるため、製法が近くても法的には別のチーズです。
同系統のチーズとして比較されることは多いですが、香りの出方、塩味の立ち方、熟成由来の余韻には差があります。 サーヴェッキオは甘みを感じやすく、全体の印象がやや丸い仕上がりです。
サーヴェッキオの写真
2019年4月に購入した個体は、100gあたり1,973円、174gで2,918円(税込3,151円)でした。 国内では常時見かける銘柄ではないため、取り扱い時期や価格帯は店舗によって差があります。
味・食べ方
組織はしっかり硬めですが、口に入れると細かくほどけるように崩れ、熟成由来のうま味が長く残ります。 塩味は強すぎず、後半にほんのり甘みが出るので、単体で食べてもバランスが取りやすいタイプです。
食べ方は、薄く削ってそのままつまむほか、粗めに砕いてサラダや温野菜に合わせる方法が使いやすいです。 すりおろしてパスタやリゾットに使うと、香りよりもうま味の厚みが出ます。
飲み物は、辛口白ワイン、軽めの赤、ドライなスパークリングが合わせやすいです。 塩味の効いたナッツやドライフルーツを添えると、熟成感との相性が良くまとまります。
購入店
- 久世チーズ王国 博多阪急店(2019年4月)


