オールド・アムステルダム

オールド・アムステルダム(Old Amsterdam)は、オランダのウェストランド(Westland)社が製造するプレミアム熟成ゴーダチーズです。オランダ産の牛乳(放牧牛の乳)を使い、独自のチーズカルチャー(スターター菌)と特別な熟成工程を組み合わせて作られています。
名前はアムステルダムの都市へのオマージュで、ウェストランド家の兄弟がアムステルダムの起業家精神と世界的な影響力からインスピレーションを得たことに由来します。
このチーズの開発にあたって、ウェストランド家はイタリアの農家や酪農の専門家と協力し、最適なチーズカルチャー(M4スターター)と熟成方法を探し求めました。温度と湿度を厳密に管理しながら行う熟成プロセスは、このチーズ独自のものです。熟成期間は平均8〜18ヶ月で、マスターチーズメーカーが試食して品質を確認した上でリリースされます。チーズが基準に達していない場合はリリースされません。
アナトー(天然の赤色系着色料)が使用されているため、内部の生地は深みのあるオレンジ色をしています。熟成が進むと内部にアミノ酸由来の白い結晶が現れ、食べた時にほどよいザクザク感を生み出します。なお、レンネットは植物性(微生物性)を使用しているためベジタリアン対応です。
通常のゴーダとの違い
ゴーダはオランダを代表する牛乳製セミハードチーズで、若いうちはマイルドでクリーミー、熟成が進むにつれてコクと旨みが増す特性を持っています。一般的な熟成ゴーダは塩気が強く乾燥して崩れやすくなる傾向がありますが、オールド・アムステルダムはイタリアの熟成技術を取り入れた独自の工程により、長期熟成でありながら滑らかでスライスしやすい質感をキープしているのが特徴です。
「ゴーダのクリーミーさとイタリアチーズのコクを掛け合わせた」と表現されることもあり、若いパルミジャーノ・レッジャーノにも似た風味があるといわれています。
オールド・アムステルダムの写真
チーズ オン ザ テーブル 大丸心斎橋店で2014年9月当時100gあたり830円で内容量132gなので1,095円(税込1,182円)でした。
同じくハードチーズの「パルミジャーノ・レッジャーノ・ヴァッケ・ロッセ」も一緒に購入しました。
味と食べ方(ペアリング)
バターのようなコクとキャラメル・バタースコッチを思わせる甘みが口に広がり、凝縮された旨みと白い結晶の小気味よい食感が後を引きます。塩気は控えめで、全体的に深みがありながらも食べやすいバランスです。
そのままスライスしてクラッカーやパンと一緒に食べるのが最もシンプルな楽しみ方です。くるみ・アーモンドなどのナッツ、ドライいちじく・洋梨・ぶどうとの組み合わせがよく合い、チーズボードの主役になります。
料理では削ってサラダに加えたり、スープやチリにすりおろして使うのも定番です。加熱するとよく溶けるため、グラタンやトーストにも活用できます。
ワインとの相性はカベルネ・ソーヴィニョンやジンファンデルなどしっかりした赤ワインが合うとされており、ポートワインとの組み合わせも定番です。チーズの甘みと凝縮した旨みがタンニンのある赤ワインと調和します。
購入店
- チーズ オン ザ テーブル 大丸心斎橋店(2014年9月)


