キロンヌ

キュレ・ナンテ(Curé Nantais、フロマージュ・デュ・キュレとも呼ばれる)は、フランス西部ロワール=アトランティック県、ナント周辺で作られる牛乳製のウォッシュタイプチーズです。
「Curé(キュレ)」はフランス語で「司祭・神父」を意味し、「Nantais(ナンテ)」はナントを示します。名前のとおり、フランス革命中にヴァンデー地方の司祭が考案したチーズとされています。
表面はモミの木の板の上で塩水(または産地のムスカデワインを使う場合もある)で定期的に洗いながら熟成させ、湿ったオレンジ色の外皮に仕上げます。形は正方形または角の丸い正方形で、200gと750gのサイズがあります。AOP認定はなく、フロマジュリー・ル・キュレ・ナンテ社が主な生産者として知られています。
エポワスやタレッジョとの違い
ウォッシュタイプのチーズといえばエポワス(Époisses)やタレッジョ(Taleggio)が有名ですが、キュレ・ナンテはそれらと比べてかなり穏やかな個性を持つウォッシュチーズです。
エポワスはマール(ブランデーの一種)で洗い強烈な臭気で知られますが、キュレ・ナンテの外皮の香りは酵母系のやや主張のある香りにとどまり、内部の生地はミルクの温かみを感じるマイルドな風味です。ウォッシュチーズが苦手な方やはじめてウォッシュに挑戦する方にも比較的食べやすい部類に入ります。
キロンヌの写真
とかち帯広空港内にある売店「こじま」で2017年9月当時で税込710円でした。
有名な北海道のバター「トラピストバター」も一緒に購入しました。
味と食べ方(ペアリング)
外皮は酵母系のやや個性的な香りがありますが、中の生地はクリーミーでなめらか、温かみのあるミルクのまろやかな旨みが広がります。ウォッシュタイプとしては刺激が穏やかで食べやすく、外皮ごと食べることができます。
バゲットやライ麦パンと合わせてシンプルに食べるのが定番です。産地のムスカデ(辛口の白ワイン)との組み合わせが地元の定番ペアリングで、チーズのミルキーなコクとムスカデのミネラル感がよく合います。軽めの赤ワインやシードルとの相性もよく、ビールとも合わせやすいチーズです。
購入店
- とかち帯広空港こじま(2017年9月)



