サンジェルマン

サンジェルマン(Saint-Germain、ル・サン・ジェルマン)は、フランス東部フランシュ=コンテ地方オート=ソーヌ県のシャルセンヌ村を拠点とするフロマジュリー・ミルレ(Fromagerie Milleret)が作る牛乳製のウォッシュタイプチーズです。
生産者のフロマジュリー・ミルレは1921年にアンリ・ミルレが村の小さな礼拝堂(ルフォン礼拝堂)で設立した家族経営の乳業です。創業当初は数十リットルの牛乳しか扱っていませんでしたが、現在では創業者の孫が3代目として引き継ぎ、220名が働く地域の主要企業へと発展しています。
原料乳はフランシュ=コンテ地方で主流の牧草牛モンベリアルド種(Montbéliarde)から採れた牛乳を使用。乳業から平均30〜40km圏内の農家から集乳し、48時間以内に製造するというシステムを採っており、産地の風土を反映した新鮮な乳が使われています。殺菌乳を使用しており、レンネットも植物性凝固剤を採用しているためベジタリアン対応の製品となっています。
熟成は最低2週間で、この間に頻繁に手作業で洗いとブラッシングを繰り返し、オレンジ色のやや粘り気のある外皮に仕上げます。
サンジェルマンの写真
愛知県の成城石井 アスティ一宮店で2014年4月当時200gで1,059円(税込1,144円)でした。
「クロタン・ド・シャヴィニョール」も一緒に購入しました。
味と食べ方(ペアリング)
若いうちはやわらかくて弾力があり、穏やかな風味の食べやすいチーズです。熟成が進むにつれてウォッシュタイプらしい納屋(バルヌ)や野生キノコを思わせる香りが増し、より個性的な風味に変化していきます。外皮のオレンジ色は洗い熟成の証で、外皮ごと食べられます。
バゲットやクラッカーにそのまま乗せて食べるのが基本で、ウォッシュチーズとしてはクセが穏やかなため幅広い方に楽しんでいただきやすいチーズです。
ワインとの相性は産地フランシュ=コンテの白ワインや、ジュラのシャルドネが地元の組み合わせとしてよく合います。ビールとの相性も良く、特にアルザス系の白ビールやラガーが合わせやすいです。
購入店
- 成城石井 アスティ一宮店(2014年4月)




